8020運動を心掛けて!自前の歯を80歳でも維持!

厚生労働省 8020運動は厚生労働省と日本歯科医師会が推進している、80歳での残存歯数を20本以上にしようとする運動です。
日本歯科医師会は8020運動の啓発活動を行い、運動の普及に努めています。
ヨーロッパの人々は歯への意識が高いことで知られていますが、中でもスウェーデンでは80歳の残存歯数が21本と、高い数値を示しています。
日本歯科医師会もこの数値を目標に日本人の残存歯数を高める啓発活動を続けています。

8020運動により残存歯数を高めることは、日本人の健康を向上させることに役立ちます。
8020運動を推進することにより日本人の生活の質を向上させ、高齢となっても健康に暮らせる人を増やすことは意味のあることです。
残っている歯の本数が多い人は寿命も長いことが知られています。
歯を残すことは一人一人の健康に関わるだけでなく、介護負担の軽減にもつながる社会的な取り組みでもあります。

80歳になっても歯を20本以上の状態に保つには、若い時期から意識的に歯を残す取り組みを始める必要があります。
歯を残すためには毎日の適度な運動や十分な睡眠の他に食生活の充実が必要です。
人は必要な栄養を摂取できる食生活を行うと、歯周病などの歯の病気になりにくい傾向にあります。
歯周病は歯を失う原因となるので、その予防には生活全般の改善が必要です。
歯の健康に必要なのはバランスの取れた食生活です。
脂質や糖質などの偏った栄養の摂取は、歯や歯茎の健康を損ないます。
たんぱく質とビタミンやミネラルが摂取できるバランスの良い食事は体の健康に良いだけでなく、歯の健康のためにも役立ちます。

8020運動は必ずしも80歳で20本の歯を残さなければ健康にはなれないことを意味するものではありません。
自分にあった義歯等を入れることで、歯が20本あるのと同じ程度の効果を得ることができます。
8020運動は歯を残すことの直接的効果に加えて、そのことを目標にすることにより、体全体の健康を目指すものです。
もし、80歳で20本の歯が残せなくても悲観する必要はありません。

80歳で20本の歯を残すためには、運動や睡眠、食生活を正す以外にも歯磨きの徹底が必要です。
毎日の適切な歯磨きは、歯の健康維持に欠かせません。
さらに、かかりつけの歯科医を持つことで、歯の健康維持が楽になります。
歯科医による定期的な検査により歯の弱点を見つけ、それを正すことにより、80歳で20本の歯を残すことは現実味を帯びてきます。